スーパーマン リターンズ 特別版出演:
ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日 2006-12-22
オススメ度:★★★★
1978年から4作のシリーズとなった実写映画版など、これまで何度も映像化された王道のヒーローが復活。5年ぶりに地球に戻ったスーパーマンが、記者クラーク・ケントとして元の職場で働き始めるが、愛する同僚のロイスは婚約中で、4歳の息子もいる。ショックを受ける彼に追い打ちをかけるように、宿敵ルーサーによる人類破壊計画が着々と進行するのであった…。
おなじみの変身シーンを始め、前シリーズや原作を知らない人にも、スーパーマンの超人パワーが最新VFXを駆使されてわかりやすく映像化。とくに炎上し、野球のスタジアムに墜落しそうな飛行機を彼が守ろうとする場面は、彼の能力を体感でき、スペクタクル度も満点だ。本作で映画デビューという主演のブランドン・ラウスは、クラシカルな二枚目ぶりがスーパーマン、クラークともにぴったり。ロイスとの空中遊泳は前シリーズ以上にロマンチックな雰囲気が漂う。全体に、悪とのバトルよりも、個としての苦闘が強調された点が、21世紀型のヒーロー映画らしい。(斉藤博昭)
少しがっかりです 2007-04-06
作品の主な内容は一作目に近い気がします。たとえば次のような箇所、
一作目 レックスがカリフォルニアを沈め、となりの砂漠の土地を売り大もうけしようとする
リターンズ アメリカ大陸を沈め、新大陸を造りその土地を売り大もうけしようとする
一作目 インタビューをするロイスとともに夜空を飛ぶ(喫煙を注意する)
リターンズ 新聞社の屋上で喫煙しようとするロイスに呼びかけ、一緒に夜空を飛ぶ
一作目 スーパーマンがレックスのアジトに潜入、クリプトナイトの首飾りを付けられプールで溺れる
リターンズ スーパーマンがレックスのアジト(新大陸)へ行く、クリプトナイトの島+刃?にやられ海に沈む
個人的には楽しめましたが、やはり似ている。ブライアン・シンガー監督はスーパーマンを愛してやまないそうですが、それぞれ違う展開を見せてくれた旧4作品と比べると多少パワーダウン。
でも前半の飛行機墜落を回避させようとするシーンでは、VFX技術を駆使した迫力ある映像に仕上がっています、後半は盛り上がる場面が少なく物足りない印象でした。
さらに詳しい情報はコチラ≫PR