守護神出演:
ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント
発売日 2007-06-20
オススメ度:★★★★
日本の“海猿”と同じ仕事であるアメリカの沿岸警備隊を舞台に、カリスマ的な実績を誇った元レスキュー・スイマーと、若き訓練生の関係をドラマチックに描く。救助作業中に仲間を亡くしたことで現役を退き、育成学校の教官となったベンが、新入生で元高校の水泳チャンピオン、ジェイクに才能を見出していく。過酷な訓練の末、一人前のレスキュー・スイマーとなるジェイクだが、現場では思いもよらぬ試練が待っていた。
ケビン・コスナーがこれまで演じてきた正統派ヒーローとは違う魅力を発揮。辛い過去を引きずり、妻との関係もぎくしゃくするベン役を、屈折感たっぷりに演じている。対するアシュトン・カッチャーは、一本気な性格のジェイクで、初のシリアスな大役を見事にこなし、観客の共感を誘うことに成功。訓練シーンがやや長いが、後半、アラスカに舞台を移しての実地シーンでは、セットやCGも違和感なく合成され、スペクタクルな迫力を生み出している。ラストもちょっと驚きで、『トップガン』『愛と青春の旅立ち』といったハリウッドの王道的成長ストーリーの香りを受け継ぎつつ、意外な展開に新しさを感じさせる。(斉藤博昭)
主人公ふたり、それぞれのストーリーが楽しめた 2007-06-02
私も、たしかに“海猿”とか“愛と青春の旅立ち”とストーリーラインが似ていると思いました。ただこの映画には決定的に違う点があります。この映画の主人公はふたり、苦悩する教官、伝説のスイマー(教官)を超えることに闘志むき出しの訓練生です。それぞれのストーリーが同時にすすみ、理解し合えるまでのストーリーが緻密でとても楽しめました。
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