エコール出演:
ジェネオン エンタテインメント
発売日 2007-04-04
オススメ度:★★★
やっぱ性差は超えられないよ 2007-05-28
この映画は、内容紹介にあるミステリアス・ドラマではありません。
その辺りはこの映画に対して大変な誤解を生んでいると思います。
しかもドラマ????
少女から女性へと成長する束の間の時間を、比喩表現を多様しているため難解に見えますが、
使われている比喩表現そのものは古典的です。
●冒頭、少女は棺桶に入って学校に入ってきますが、
棺桶=死(肉体と精神が分かれた状態)ということから
これは2つの意味があると思います。
1.少女が自我が確立された状態である
2.作者が「これは少女期の自我状態を象徴的またはイメージ的に振り返った物語です。」とのことわりを入れている。
●学校の教科がダンスと生物の2つしかない理由
ダンス=女として
生物=母親として
●劇場
経済、社会を表現表現していると思います。
無垢な少女たちも男たちのこうした行為によって無垢でいられる環境にあると
●男、噴水、女
これは、あえて説明はいらないですね。よくある比喩表現です。
●ビアンカと入れ替わりに入学してくる少女
ビアンカが過去の少女なら、彼女は今(現代)の少女で、
時代の移り変わりを表現している。
この作品を共感をもって観るか、ステレオタイプ的だなと思って観るか、
これは、観ていただく女性の各々の体験によって評価が変わってくると思います。
ぜひ、貴方自身ご覧になってあの時のことを思い返しながら観ていただきたい作品です。
俺は男だから全ては理解できないので★4つ
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